私がサックスを始めたのは、
周りより少し遅く、高校２年生の時でした。
たしか中学３年生のころに昔あった、
分厚い黄色のタウンページをパラパラ見ていると、
大きなサックスの写真があり、それまで見たことも、
音を聴いたこともなかったのに、なぜかビビッときて、
「これ、やってみたい！」と思ったのがきっかけでした。

それから、訳あって、高校１年生の頃は別の部活に所属していて、
高校２年生になってすぐ吹奏楽部に入部し、
念願のサックスを希望しました！

ちょうど、テナーサックスが空いていて、あの時、写真で見たサックスを、やっと自分の手で触れることになったのです。

初日からはまってしまい、
高校にはサックスを吹きに行っているような感じでした(^-^;)

高校３年生になる前に進路を考えた時、迷わず、音楽の道を選び、
すぐにレッスンに通い、受験の準備をしました。

そして、広島文化短期大学（現　広島文化学園大学）
音楽学科管弦打楽器科に入学し、卒業時には、成績上位者が出演させていただける卒業演奏会に出演させていただき、晴れの舞台を経験させていただきました。

その後、さらに音楽、サックスを追求するために、
東京ミュージック＆メディアアーツ尚美
（現　SHOBI　尚美ミュージックカレッジ）
音楽総合アカデミー学科に入学し、学ばせていただきました。

在学中には、オーディションに合格し、2005年シンガポールで開催された「WASBE2005第12回世界吹奏楽大会」に
インターナショナルユースウィンドオーケストラの
KOREA代表として出演させていただき、
海外のプレイヤー達と一緒に演奏をさせていただく機会を
いただいのですが、言葉はうまく伝わらなくても、
演奏、アンサンブルでコミュニケーションをとり、
まさに音楽は、年齢も、性別も、国境も越える、
素晴らしい経験をさせていただき、
音楽の素晴らしさを身に染みて感じ、サックスを頑張ってきてよかった！と思えた素敵な経験をしました。

その他にも、ありがたい事に色んな方とのご縁のおかげで、
学生時代から、吹奏楽部のサックスパートへのレッスン、
小学校や、施設、カフェ、レストラン、イベント等での演奏や、
NHK　FM岡山にも出演させていただいたり、
たくさんの経験をさせていただいてきました。

サックスは今までに、植川雄二先生、上田啓二先生、小串俊寿先生、井上麻子先生に、室内楽を中村均一先生に学ばせていただきました。